裁判所から強制退去命令が下り、自宅が競売にかけられてしまいます。
また競売では市場価格より大幅に安く取引されてしまうなど、リスクが非常に高いです。
ですので、できるだけ競売だけは避けた方が好ましいです。
住宅ローンの返済が厳しくなってしまったら、自宅を売ったお金を元金返済に充てて住宅ローンを完済するという手段があります。
もし、売却したお金で住宅ローンの残債が完済できない場合は、
足りない分の費用を準備できなければ、通常の売却をすることができないのです。
※不動産を売却する場合、不動産に設定されている金融機関の抵当権を抹消しなければ引渡しが出来ないため、
その抹消のためにはローンの完済が必須条件だからです。
この抵当権の抹消を金融機関さんとの交渉によって認めてもらい、一般の流通市場で売却するのが「任意売却」です。
「任意売却」であれば、市場価格の8~9割程度で売却できるので残債務が少なく、
その返済計画も金融機関さんに柔軟に対応してもらえることが出来ます。
しかしそのままほっておくと金融機関が抵当権を行使して不動産を差し押さえた後、
強制的に競売になってしまいかなりのリスクが発生します。
競売の場合
売却価格
引越し時期
引越し先
債務が多く残る可能性がある
市場価格の約50%で売却が可能強制的に立ち退きを迫られる事もある
強制執行、家財道具類の搬出転居先は自分で探さなくてはいけない
手続きの合間を縫って探さなくてはけない競売情報が公開され
近所に知られてしまう
売却価格
引越し時期
引越し先
任意売却の場合
売却価格
引越し時期
引越し先
債務を減らすことができる
市場価格の約80%で売却が可能希望を聞いてもらい売却時期を決められる
転居先を確保する時間ができる任意売却業者に探してもらえる
任意売却を進めながら新居の相談もできる何事もなかったかのように
解決できる
住宅ローンを滞納したままにすると3~6カ月で競売が決定してしまいます。
対応が遅れると強制的に競売が始まってしまいます!
任意売却は時間との勝負ですお早めにご相談ください!
事例1会社が倒産し、たちまち住宅ローンの支払いが困難に。(A様 40代 男性)
勤務先の会社が倒産し、たちまち自宅(築20年以上)の住宅のローンの支払いが困難になりました。
そこで当社にご相談を頂きました。
今回の債権者が当社と何度か過去に任意売却を行ったこともあり売却まで運ぶことができました。
事例2離婚後にローン返済が困難になり任意売却へ(B様 30代 女性)
奥様からご相談いただき、対象の物件は元夫名義で購入されており、元夫が残ったローンの支払いを継続し引き続き居住することが離婚条件でした。
しかし元夫が支払うことが出来なくなってしまい今回相談する流れとなります。
当社は元夫ともお会いして物件は任意売却で処分して、奥様は売却額の一部を慰謝料として受け取ることが出来ました。
事例3突然の入院治療で住宅ローンの返済が困難に(K様 40代 男性)
共働きのご夫婦からのご相談いただいたケースでは、奥様のご病気が発覚してから収入が減ってしまいローンの返済が出来なくなってしまいました。
入院治療費も大きくかさんでしまったことも大きな要因でした。
返済と闘病の大きな二つの問題に頭を抱える状態でしたが、当社ではご状況を詳しくお聞きした上で管理費や固定資産税の負担もあるお住まいのマンションは手放し奥様の治療に専念できる環境が整いました。